年の瀬

書きたいことは山ほどあるが資料不足であったり文の表現力がないばかりに、下書きのまま転がっているものがいくつもあって歯痒い思いをしている。

大掃除をした。

長く開けなかった抽斗の中身などゴミは必然的に以前のものが多くなる。

旅行の思い出の品やとりとめのない落書きを見て朗らかな気持ちになる一方で、忘れたいものを見せられてやや気が滅入った。

「歳神様を迎える際、部屋を綺麗にしてもてなす」というのが年末に大掃除をする通説だ。

しかしその年を振り返って、過去の陰惨な思い出を清算し新たな気持ちで年明けを迎えるということも意義のひとつであるように感じられる。

来年は良いものになるようただ願うばかりだ。